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  • 執筆者の写真ponta(赤塚新町からメトロで通勤)

物言うくらしの方へ ― 家に居て気づいたこと

更新日:2021年2月25日


私もテレワークしているが、娘もテレワークしている。部屋は別々なので、テレビも見る番組は違う。というか、娘(娘の世代)はあまりテレビを見ない。


食事時間は、一緒になってテレビを見ながら、ということが時々ある。朝食時間が、ちょっと遅くなると情報番組が流れている。



娘「この番組 見るの?」(明らかに不機嫌)

私「見てるよ いやなの?」

娘「怒ってばっかりいるし、批判しかしないから腹が立つ、いやだ」

とのこと。


まあ、私も毎日同じ内容を繰り返されても、と思っていたのでチャンネル権は娘に譲った。

でも、ここで??? と首を傾げてしまった。


批判ばっかりしてるのを否定すると、世の中で起きていることを、「はいはい」と素直に受け入れ、従うだけになってしまわないか? 否定する、批判するは、人間として必要なことではないか? もっと言えば、怒ってばっかりいる、「ばっかり」ではダメだけれど、怒ることは、絶対に捨ててはいけないことだと思う。

暮らしをよくするということは、まず困っている、苦しいことから脱却することを目指すことから始まる。生活が苦しいことに怒りを覚えなければ、苦情を発することさえできない。怒りは、人間がまっとうに生きるために必要なものなのだ。そして怒りに気づいたら、この原因を作っている相手に声を上げることをしなければ、現状は変えられない。


テレビを見るのは、好きにすればいいけれど、批判すること、怒りを持つことは捨てたくないと思う。



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