5.31 くらしと平和お散歩デモ、常盤台公園から出発――地元住民が語った「あきらめない」まちづくり
- TEAMくらデモ
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更新日:2 時間前
2026年5月31日、板橋区常盤台公園を出発点に「くらしと平和 お散歩デモ」が行われた。「常盤台の景観を守る会」と「旧中央図書館の跡地利用を考える会」を代表して、地元住民の矢部ふみ子さんがスピーチした。その全文を記録する。
じゃんけんに負けて、マイクを持った
私はこの常盤台公園の近くに住んでいる矢部と言います。「常盤台の景観を守る会」と「旧中央図書館の跡地利用を考える会」から、発言します。先日板橋区役所の担当課に「まちづくり」のことでお話に行った3人の中で、じゃんけんに負けたので私がスピーチします。
こちらは「常盤台の景観を守る会」代表の島田晴子さん。この常盤台公園のすぐ近くにずっと住んでおられて、この20年以上は毎月緑色のこの紙のニュース「まちづくりニュース」を2000枚近く発行、十数人が手分けしてポスティングしていますが、それを続けてきたのが島田さんです。
私は、ここで子どもたちを育てながら働いてきた元保育士です。息子娘は区立常盤台保育園、区立常盤台小学校、区立上板橋第一中学校に通いました。そのころの保育園・学童の父母会活動でご一緒した方々とまた、まちづくりの活動で出会いました。
常盤台公園からのデモは2回目――羽田問題、そして世界の戦火
この常盤台公園からデモが出発するのは2回目。先の2022年4月30日のデモは「ウクライナと羽田と板橋の空はつながっている」がテーマでした。羽田問題は解決していません。ウクライナの戦火はやまず、ガザ、イラン――たくさんの人間のいのちが奪われています。
この緑色のニュースには、2月の衆議院選挙で「羽田問題議員連盟」の議員が半減してしまった、とあります。都心低空飛行問題運用開始6年。21億円の広報予算・司法の門前払い・沈黙する議会……私たちは慣れてしまいがちであることを反省します。
あきらめない!

旧中央図書館の跡地をめぐって――区と住民のせめぎあい
後ろに見えるのが中央図書館が平和公園に移転した後の建物です。広く愛されてきた中央図書館の跡地利用をめぐって、板橋区と住民がせめぎあっています。「旧中央図書館の跡地利用を考える会」は常盤台や前野町などの住民の会で、たくさんのアンケート調査を実施したり、区との話しあいを続けています。
板橋区もアンケートを実施しますが、何を答えたらいいのか分からなかったり誘導的だったりの傾向がありました。区主催の説明会出席も実際はなかなか大変なことですが、疑問点はちゃんと区の担当者に問うて行く。そういう活動を続けています。区議会に陳情を出す、区長には「区長への手紙」を届ける、行政の担当職員さんと話をする。
音楽堂の陳情は不採択に――それでも文化芸術をあきらめない
たとえば、です。私たちの経験をお伝えします。
この一帯は「第一種低層住居専用地域」です。東京都と区との制度の変遷の中で、この旧図書館跡地にはどういう建物や施設が可能なのか、あるいは区が進めようとする駐輪場の計画が果たして妥当なのか。住民は音楽堂を希望して陳情しましたが、区議会で不採択になりました。
しかし、文化芸術はご飯と同じように私たちのいのちを輝かせてくれます。なんとか考える、工夫する余地はないのでしょうか。あきらめません。

住民がつどう居場所のあり方、こどもたちの遊び場、などなど、この公園は住民みんなのもの。街にはいろいろな専門家・仕事をする人がいます。力や経験を出し合い知恵を借りて、あきらめたら終わり、すねたら終わり。がんばります。

「まちづくり協議会」に公募で応じたら、全員落とされた
もうひとつ、駅前周辺「まちづくり協議会」について。東武東上線立体化計画に関して「駅前周辺まちづくり協議会」というものがあります。東武東上線大山・常盤台・上板橋。「まちづくり協議会」なのですが、板橋区の担当は「鉄道立体化推進課」です。
この「まちづくり協議会」のメンバー選定についてですが、一般区民8名の公募枠があって、公募に応じた私たちは全員見事に落とされました。選定されたまちづくり協議会の委員は町会長とその推薦を受けた人のみ20人で構成され、女性は1名。
この協議会報告をもとに区議会で議員さんたちが審議するのです。事実のみご報告します。
大山と上板橋ではすでに公費が莫大に投入された再開発が進行中です。そこに住み続けたい人が住めなくなるような再開発に反対します。
皆さま、ようこそ常盤台公園へ。うれしいです。今日はくらしと平和 お散歩デモ。ゆっくり歩きながら、ともに声を上げます。地元から声をあげます。ご一緒に。

