top of page
  • 瀬木陽子(加賀在住)

驚きの光景の連続 10/7志村小・志村四中一貫型学校説明会に参加して

初めて住民説明会に参加した。今年の3月まで働いていたのでこのような場に行く機会がなかった。10月7日グリーンカレッジの説明会では驚きの光景の連続だった。どうなるのかと気になり最後まで残ったが、実にがっかりした。板橋の地方自治とはこのような姿なのか。板橋の教育委員会は生徒が健やかに育つように環境を整備するのが仕事なのではないか。


① 最初に教育長の不在が告げられ課長が文書を読み上げた。

この事案の責任者であるなら丁寧に住民に説明すべきである。権限を委任するならともかく「小中一貫型学校については延期や中止することはできません。」との言葉。ということは、この会をやる意味があるのか。行政がこのような高圧的な態度をとるのか。


② 狭いという問題。

今まで1校で使っていたところにもう1校入れるのだから、すべての使い勝手の悪さの根源は狭いことにある。まず校庭が北側にあって狭い。太陽のもと、子どもたちは休み時間に縄跳びをしたり、サッカーをするのが普通の学校の風景である。その中でストレスを発散し友人関係を学んでいくのである。この設計案では多くの生徒に昼休みは教室で過ごせといわなくてはならない。


小中合同で運動会をやるのか?場所がない。練習日程も組めない。当日は長くてだれる。別々にやる?やる方が校庭・体育館を1~2週間使い続けて、他は使えない。タイトになっている行事日程で2回の運動会が組めると思えない。


③ 小学校はCRがあるのに,中学校はHRとなっている。

中学校には自分の教室、机、椅子がない! 居心地のいい教室にするべく教員は掲示物や環境整備に心を砕いている。自分の居場所があってこそ帰属意識が生まれ安心感が持てるのだ。


他学年の階には行かない、というのはトラブルをうまないために当たり前にやっている指導である。しかしここでは10分の休み時間に全学年の生徒が自分の学ぶ教室めがけて鞄を持って移動するのだ。ロッカーだって同じ時間に生徒が集中したら窮屈だろうに。ありえないことである。


給食を食べることだけを考えても、何年何組という教室が必要である。学んで食べて掃除をして語り合って生徒は育つ。教室は教育の重要な場である。


④ プールも給食室も1つという問題。

小1と中学生では必要な水深が違う。プールは6・7月に使い、9月は運動会練習というのが普通のカリキュラムである。一貫校になれば6・7月に使える回数が減るだろうし水の管理をになう教員の負担が増える。


給食の味付けも現在は小中では違っている。一斉に調理しつつその差を考慮していくのは大変だろう。アレルギーの子どもの対応もあり学校栄養士は忙しい。


⑤ 職員室の使い勝手が悪い。

教員の机には日々の配布物・生徒の作品・答案・授業に必要な道具等々、重要なものがたくさんある。なぜ一人1つの机にしないのか。狭くてできないということか。


近頃の学校には非常勤の時間講師、スクールカウンセラー、学力向上、生活支援、スクールサポートスタッフなど多くの大人がかかわっている。が、どこにだれがいるのか日によって変わるというなら連携をとることもできない。


ところで、教員のロッカールームはどこにあるのか。


⑥ 住民説明会「紛争」ということについて

この説明会では賛成意見は皆無で反対意見が続いた。区からの回答はとても納得できる内容ではなかった。14:30から始まったが17:00になっても紛糾したままだった。同じ場所で更に話し合ったが、初動の手続きも含めて疑問ばかりが膨らむ。いったい誰が何のために計画したのか。協議を重ねてきたと区はいうが、今多くの人が見てよくないというなら、中断して再検討すべきである。


紛争予防のための会というなら、紛争のまま終わらせてはならない。


だが、「法令にのっとり」というだけの課長。言葉がなくなり頭を長い時間下げる課長。スミマセンこのままでお願いします、と言われても板橋区の未来の子どもたちのために黙っているわけにはいかない。この日夜0時近くまで押し問答が続いた。

 


⑦ 最後に。

私は公立中学校の社会科教員を退職し、その後コロナの全校一斉休校を見てスクールサポートスタッフとして小学校の手伝いをした。


小学生と中学生は発達段階が違う。別々の場所で学んで不都合なことは何もない。中学校は部活と進路が重要課題である。これをやるための活動場所、資料の置き場も必要である。このような狭くて窮屈な学校は安心・安全の対極である。


この一貫校がいいと決めた方々には考え直してほしい。

今すぐ志村四中と志村小それぞれの改築計画をたててほしい。

近隣住民と紛争中にも関わらず、早々と建設工事標識を設置する板橋区。

閲覧数:389回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page