区議会の論点:赤塚植物園の管理棟改築工事が2回も入札不調になっていた

 今から40年前の1981年10月に開園した赤塚植物園は、1年以上に渡る閉園を経て古びた管理棟のリノベーションや、坂道の一部のバリアフリー化などが終了し、2021年3月30日にリニューアルオープンしました。何よりも、ようやく落ち着いて過ごせるトイレが出来たことを喜んでいます。以前の個室はなんとアコーディオンカーテンで仕切られていて野性味がありすぎました。


傾斜が緩やかになり、ベビーカーが通れるようになった坂道
傾斜が緩やかになり、ベビーカーが通れるようになった坂道

 コロナ禍で最初の緊急事態宣言が出た時は、過密状態が発生しない場所なのに閉園という判断が出て、過剰な制限だと感じましたが、その後ルールの見直しがあり今は通常通りの営業が続いています。


 他の有名な植物園と比べると敷地は狭いものの、入場無料でのんびり散歩したり、花の写真を撮ったり、ベンチに座って休んだりできる場所が地元にあってとてもありがたいなと思います。


板橋区立赤塚植物園 正門
板橋区立赤塚植物園 正門

 リニューアルオープン後の赤塚植物園へ初めて足を踏み入れて管理棟の外観を見た時、なんだか違和感がありました。確かキレイなのですが、デザインや建築資材にあまりお金をかけていないように感じました。中央図書館の新築にかけたような情熱やエネルギーはなかったのかな。


赤塚植物園 新しい管理棟
赤塚植物園 新しい管理棟

 

赤塚植物園 取り壊された管理棟
赤塚植物園 取り壊された管理棟

 2020年10月15日に開催された決算調査特別委員会 都市建設分科会 の会議録を見たら、赤塚植物園管理棟の入札が2回も不調になっていたたことがわかりました。


 予定価格が安すぎたり、スケジュールがキツかったり、現場までの距離が遠かったりすると、どこの会社も入札に参加しないという事態が頻繁に起こるようですが、赤塚植物園の場合は何が原因だったのでしょうか。


 共産党の小林おとみ議員と公園整備担当課長の質疑応答を採録します。


小林おとみ議員:   午前中のご答弁で緑化対策、公園づくりでも不調がありましたというふうに、お答えがあったんですが、その不調の中身を教えていただければと思います。

公園整備担当課長:   不調の中身ですけれども、まず最初に板橋の成増駅南口の公衆トイレの改修工事ですけれども、これが不調になっております。あと、ブロック塀改修工事の北部1というのと、ブロック塀改修工事南部3という2本のブロック塀改修工事が不調になっております。あと、公園等更新工事の2本も南部3というのと、北部3というのが、2本不調になってございます。あと、7番目ですけれども、東板橋公園歩道等整備工事ですけれども、こちらのほうは昨年度は不調だったんですけれども、今年度はゼロ債という形で発注しまして、先ほどみどりと公園課長のほうから説明がありました子ども動物園の開園に間に合わせるような形で、歩道の整備を行ってございます。不調になってしまった案件については、説明は以上となります。

小林おとみ議員:   かなり、いろいろなところでいろいろな不調があったというふうに今聞きました。赤塚植物園の管理棟というのもあったんじゃないですか、違いますか。

公園整備担当課長:   申し訳ございません。漏れてしまいました。あと、赤塚植物園の管理棟の改築工事というのも不調になってしまいまして、2回ほど入札にかけたんですけれども、昨年度、不調になってしまったということで、基本的にはこの工事については、施設経営課のほうに執行委任した工事でございます。





◆参考資料


2021年度グリーンフェスタ中止のお知らせ

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bousai/kouen/kouen/akatsuka/1032519.html


<施工実績>区立赤塚植物園管理舎改築工事

https://bit.ly/34B3WiC


入札不調、入札不落とは?落札者がいない場合入札はどうなるの?

https://www.b2lg.co.jp/jichitai/nyusatsufutyou-nyusatufuraku/


区議会の論点とは?  私たちの暮らしに密接に結びついている区政。板橋区議会ではどんな議論がなされているのか。その議論からは私たちの暮らしの問題点が浮かび上がります。区議会の論戦をここに採録し、板橋区の諸問題を眺めていきます(毎週火曜日連載)。


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