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区議会の論点:板橋区内の電車やバスの利用のしやすさ

最終更新: 2月25日

 私たちの暮らしに密接に結びついている区政。板橋区議会ではどんな議論がなされているのか。その議論からは私たちの暮らしの問題点が浮かび上がります。区議会の論戦をここに採録し、板橋区の諸問題を眺めていきます(不定期連載)。

 2020年3月11日に開催された予算審査特別委員会 都市建設分科会で、公明党の大田ひろし議員が「板橋区内の交通網」について質問していました。


大田ひろし 議員:   区民意識意向調査のほうを頂きまして、板橋区の電車やバスの利用のしやすさっていうのがあったんですね。その中では、意外と高い評価を得てたと。利用しやすさを感じてるっていう方々を含めると、約70%ですね。全く感じてないみたいな人は13%ぐらいしかいないんで、板橋区内の交通網っていうのはそこそこ整備されてるのかなという実感を持ったんですけども、課長のほうではどんなふうにこの調査をして分析されてるのか教えてください。


※調査パネルの代表性に問題あり。10代が最も少なく18名、50代が最も多く212名

   全体: 1,144名

   10代: 18名

   20代: 112名

   30代: 175名

   40代: 193名

   50代: 212名

   60〜64歳: 88名

   65〜69歳: 118名

   70〜74歳: 96名

   75歳以上: 123名

都市計画課長:  今おっしゃっていただいたように、意向調査についてはもう何年も続けてきてるところでございますが、一般の区民の方の評価は、板橋区はある程度そういう面では交通網が充実してるっていうふうな認識を持たれてるというふうに私たちも考えているところでございます。

 それというのも、例えばコミュバスの話の中では相対的に低い地域というふうな言い方をしておりますが、トータルで見ますと、網の目のようにバス網も発達しておりまして、23区内でも充実したバス網を持ってるというふうに私たちは認識しているところでございます。そういう点を踏まえますと、そのような結果というのは、妥当という言い方はちょっとあれですが、適切な結果だというふうに思っております。

 そうはいっても、残りの方たちもおりますので、皆様に充実した環境をつくるっていうことは大切だと思っているところでございます。 大田ひろし 議員:   残りの3割近い人たちは、まだやっぱり不便さを感じてるんだと思うんですけど、そこに高齢者の方たちがかなり入ってるのかなというようなことはちょっと推測できるんですが、273ページのコミュニティバス事業、1,720万円があります。

年代別グラフ
電車やバスの利用しやすさ 年代別グラフ

 ただ、バスを購入しても、一気に購入価格を全部払うわけではございませんので、分割して払いますので、そういう面で結果的にはある程度平準化されてるというふうに認識しております。 大田ひろし 議員:   コミュニティバスは、赤塚って私の地元なんですけども、走っていただいて、赤塚中央通りとか大仏通りとか、谷があるようなところで非常に困ってたお年寄りが、いっぱいバス停を造っていただいたおかげで非常に助かってるバスとして認識してまして、これを応援してきたんですけども、当初やっぱりこれは相当持ち出しが多かったんですが、ずっとこの約10年、右肩上がりで利用率は上がってて、収益も上がってるんですか。収益が上がってるっていっちゃおかしいんだけど、まだ赤字だから補填してるんでしょうけども、そこら辺の区が負担してる金額っていうのはどうなってきてるのか。大ざっぱでいいです。


地域別
電車やバスの利用しやすさ 地域別

都市計画課長:   まず、利用者が増えることによって収入が増えているというのは、そういう話でございまして、当初、21年度につきましては3月の2日間だけであったものでございますが、それ以降、順次利用者も増えておりまして、当初は年間で、21年の、それで22年からは延べで4万4,000人で、5万4,000人、7万3,000人、8万5,000人、9万1,000人、9万6,000人、今は順次増えてまして、昨年度が10万8,000人ほどになりまして、そういう面では、利用者の払っていただく金額というのも増えてるというところでございます。



 区のほうの補助金も、年間2,000万前後だったところが、昨年度につきましては600万ほどになってますので、利用者が増えた関係で収入が上がったということで、そういうふうになってきておりますので、今後、今中型に替えましたもので利用者が今後ともまだ見込めますので、順次増えていって、できるだけ、国際興業さんが今運行してますが、補助金なしで独自運行できるような形につなげるような努力っていうのも今後とも続けていきたいと思っております。 大田ひろし 議員:   本当に、できれば利益が出て切り離して、コミュニティバスじゃなくて事業者でやってもらうのが一番いいと思うんですね。もともと走ってたところを、午前、午後で回り方を変えてたところを、逆回りで区が提供したのが始まりで、多少コースが違ってるというのはあるんですが、今でもそういうやり方を運行してる地域なんで、そういうことですね。

 だけど、持ち出しとしては1,600万常時、バスの交換等を含めると出ていくってことを考えると、やっぱりこれも何かの努力が必要かなと。事業者さんにももっと努力してもらう必要もあるのかなと思います。

 これは今、運転手さんっていうのは何名で回されてますか、関わってる人というのは。1日1人で乗ってるのは分かるんだけど、実際は3人で回してるとか、何かあるんじゃないんですか。そこら辺の人件費とかもちょっとかかってくるのかなと思ってるんですけど。

都市計画課長:   現在、運転手さん、2名の方で交代で取り組んでいただいてるところでございます。 大田ひろし 議員:   じゃ、その2名の人件費がまだ出ないっていうようなところなのかもしれませんけども、コミュニティバスはそういうことで、次のところも視野に入れながらいろいろ検討はしていただくんですけども、新規事業のところで、予算の概要のところで、同じように48ページ、公共交通の利用環境の整備ということで、予算書でいくと273ページかな。

 502万6,000円の予算が今年ついてます。これは会議体をつくっていくと。交通政策基本計画でしたっけ、マスタープランに基づいて、協議、調整の場を設けるってことで、今年新規事業になってます。

 タクシーの乗車場の位置を明示するみたいなことが例として挙げられてるんですね。つまり、もう少しタクシーが止まれる場所を確保して、移動困難者のために、もっとタクシーとかを利用していただけるようにという意味合いだと思うんですが、そこら辺のコミュバスに代わるところの議論というのはどういうふうに今進めていこうとしてるのか、ちょっとお聞かせください。

都市計画課長:  まず、会議体でございますが、今後もう少し体制の検討をした上で、できる組織体を考えているところでございます。


 また、タクシーの乗り場でございますが、既存の地域に有効に活用できそうな場所を探しつつ、要はコミュニティバスだけでは難しい部分を少しでも補完できるような体制として、タクシーを利用される方たちが少しでも利用しやすい環境にあることによってそういう部分の補完ができるというふうに考えておりますので、ちょっとそれについては今検討を進めていく中でございますが、順次地元等の調整も含めながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。

#交通網

#交通不便地域

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