区議会の論点:シニア向けの防災スマホ教室が好評だったので範囲を広げて続けてほしい
私たちの暮らしに密接に結びついている区政。板橋区議会ではどんな議論がなされているのか。その議論からは私たちの暮らしの問題点が浮かび上がります。区議会の論戦をここに採録し、板橋区の諸問題を眺めていきます(毎週火曜日連載)。
2020年12月9日に開かれた 災害対策調査特別委員会 で、無所属の会のしいなひろみ議員が、ご自身も参加した防災スマホ教室での体験を踏まえ、意義深い質問をしていました。
しいなひろみ議員: 防災スマホ教室なんですが、月曜日に私も参加させていただきまして、参加している方たちが高齢者で女性が大変多くて、説明の仕方もとても上手だったので、皆さんが一つひとつ、分かったというリアクションを比較的女性ってするんですけど、お分かりになりながら進んでるんだなというのを、参加してみて私もすごく強く感じました。

スマホアドバイザーの方たちが、防災アプリを最終的には入れるまでご指導してくれたんですけれども、やっぱりこれはとてもよかったので、こちらの別紙1のほうを見ますと、今後この防災スマホ教室は、来年度4月以降も継続してやるご意思があるようですので、ぜひ板橋区でやっている10の筋トレだとか、あとは住民主体のデイサービスさんのほうにも行っていただいて、どんどん防災アプリが活用できるようになるまでのご指導をしていただけると、もっと情報収集が高齢者の中で広がっていくんじゃないかなと参加してみてとても強く感じましたので、そのあたりをお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
地域防災支援課長: この取組、各通信事業者様のご協力をできるだけいただきながら、可能な範囲で広げていければというふうに思っています。 対象につきましては、今おっしゃられたようなところも効果的かなというふうにも思いますので、そういったところも含めて、どういうふうにやっていくと効果的なのかなというところを検討した上で決めていければなっていうふうに思います。
しいなひろみ議員: 本当に、スマホの持ち方と、それから指の使い方、高齢者に分かりやすいように、塩をつまむようにして縮小していくとか、そういう伝え方をしてると、本当に皆さんはお分かりになって、できるようになってましたので、とても有意義な時間でした。
◆参考資料
防災スマホ教室
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bousai/bousai/1029032/1029260/index.html
板橋防災+プロジェクトについて ~新しい生活様式に対応した新たな防災事業
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/028/613/r21209_sai_1.pdf