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オール板橋の総会に参加して

  • 執筆者の写真: 宝田 惇史
    宝田 惇史
  • 6月14日
  • 読了時間: 3分

5月24日土曜日、「オール板橋」総会に出席させていただいた。私自身は「オール板橋」の会員ではなく、講演の聴講という形であった。

 

オール板橋総会は30名を超える参加者であった。学習会めあての参加者もいた。超党派の市民運動であるオール板橋の立ち位置や企画力がなせる技だと思われる。
オール板橋総会は30名を超える参加者であった。学習会めあての参加者もいた。超党派の市民運動であるオール板橋の立ち位置や企画力がなせる技だと思われる。

前の予定の都合で途中からの参加となったが、到着した際には、ちょうど志村小学校問題の報告が始まったところだった。

 

志村小学校と志村四中の小中一貫型学校化に伴う様々な問題は、以前からお聞きしていたが、縁がある地区ではないため、なかなか自分の問題として受け止めることができずにいた。ところが、今回お聞きした話から、大きくイメージが変わっていった。

 

建設費高騰による入札不調が2回に渡って起こり、3度目も不成立だろうと思いきや落札。しかも、予定価格と落札価格の差にそれほどの開きがない、という話には、大きな衝撃を受けた。

 

これは、全国各地に共通して起きている問題であり、決して一地区の特殊な問題ではないと思った。小学生や中学生の親世代は、私自身とも重なるが、日頃仕事や子育てに追われている人が多い。地域の問題に目を向ける余裕がないのもわかるが、それが、このような不透明な行政を助長していると感じた。チェック機能が働かなくなれば、人間が行うものである以上、行政が暴走することはどうしても避けて通れないだろう。

 

そして、各地の報告の後は、総会記念の講演会となった。

立憲民主党のてらだはるか区議は、「私」のデモクラシー体験から政治家になるまでの道のりと、政治家になることで見えてきた、市民と政治家の関係性について話をした。
立憲民主党のてらだはるか区議は、「私」のデモクラシー体験から政治家になるまでの道のりと、政治家になることで見えてきた、市民と政治家の関係性について話をした。

現職の杉並区議会議員である、小池めぐみ氏とてらだはるか氏をお招きした。お二人とも、2023年に初当選したばかりである。

 

私は、板橋区と杉並区の双方に繋がりがある。2022年の杉並区長選挙にも、若干関わった。そのため、てらだ氏や小池氏の活躍は以前から存じ上げており、大変興味深いお話ばかりだった。

 

区議会における与野党のギリギリの攻防や、議員に対するハラスメントに関する問題など、全国の地方議会に共通する課題も浮かび上がってきたと思う。インターネットによる配信や録画が無かったため、お二人共に機微に触れることまでお話くださった。区長が代わり、女性議員が半数を占める区議会となったが、それだけで一気に変化するほど、政治の世界は甘くない。その現実に向き合う若い議員を、有権者が支えていく仕組みが必要だ。

 

日本共産党の小池めぐみ区議は、岸本さとこ氏が新しく区長になってから、議会運営はどのように変わって行ったのか、いま杉並区議会は何を課題としているのか、そのリアルをレポートした。
日本共産党の小池めぐみ区議は、岸本さとこ氏が新しく区長になってから、議会運営はどのように変わって行ったのか、いま杉並区議会は何を課題としているのか、そのリアルをレポートした。

今回改めて実感したのが、「横のつながり・連帯」の大切さである。


困った時に情報を交換し、励ましあうことができる関係性を、地域を越えて作っていくことは、今後ますます必要となるだろう。それが、様々な課題を抱える都市の生活を守り、住民の自治を支えていくことにつながると思った。


 

 

 

 

 

 
 
 

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